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特性要因図

概要

特性要因図(フィッシュボーン・チャート)とは、解決すべき問題(特性)とその原因(要因)の因果関係を、魚の骨のような形で視覚化したフレームワークである。複雑に絡み合った要因を 「 漏れなく 」 かつ 「 構造的 」 に整理することで、根本原因を特定するための土台として機能する。

評価 (1–5)

評価コメント

現場の課題解決において非常に汎用性が高く、チームで議論する際の共通言語として優れている。ただし、あくまで「可能性のある要因」を列挙するツールであるため、作成した後にデータで裏付けを取るプロセスが不可欠である。


最初の問い

「 表面化している問題を引き起こしている『 全ての可能性 』を、漏れなく構造的に洗い出せているか? 」

目的

質の低い問い


使い方

  1. 「 特性 」(解決すべき問題)を定義する 右端の四角の中に具体的な問題を書き、そこに向かって太い矢印(背骨)を引く。
  2. 大骨(主要な要因カテゴリ)を設定する 製造現場なら 「 4M 」 (Man: 人、Machine: 設備、Material: 材料、Method: 方法)、サービス業や事務なら 「 4P 」 (Person: 人、Process: 手順、Place: 環境、Policy: 方針)などを大骨として配置する。
  3. 中骨・小骨で具体化する 各カテゴリにおいて、なぜその問題が起きるのかを 「 なぜなぜ分析 」 の要領で深掘りし、要素を書き込んでいく。

アウトプット例


ユースケース

典型的な誤用

他のモデルとの関係

参考文献・出典

  1. primary 品質管理入門 石川馨

本内容は、記載の出典および一般的なフレームワークの定義に基づき、実務的な観点から PASCAL にて独自に再構成・執筆したものです。